かたづけダンベぇ・スタッフによるブログです。
日々の私たちの様子をご覧ください!
二年前の今頃、私はあるSNSの投稿にこんな文を書いていたのです。我ながら良いこと言ってるなと思ったので(笑)、2年前の内容ですがご披露致します。
以下原文ままです↓
昨夜(2014.2.18)、雪かきと車輌手配でヘロヘロになって帰宅すると、妻の一言。
「スーパー・コンビニ、何もないよ。」
私は運送屋さんなので、ある程度想定していましたので驚かないのですが、
あらためて物流、軍事用語でいえば、兵站(ロジスティックス)がいかに重要なことか思い知らされました。補給路の確保ができなければ、作戦遂行は無理なわけです。(つまり自給自足以外の生活者は生活できない。)
今回当社のドライバー、何名かが金曜から日曜昼まで二泊三日の旅行を強いられました。メディアではオリンピックの話題が伝えられていますが、身近な国道が酷い状況になっていることは少なくとも2/15の段階では伝えられていなかったように思います。
どう酷かったかというと、車が完全に止まっているならまだしも、時々、それも数メートル動くという渋滞です。つまり寝るに寝られないという渋滞です。それ が2日間。もちろんよくメディアで伝えられる、近所の炊き出しも、自衛隊の差し入れもありません。2キロを10時間以上という渋滞です。
そういう状態の中、ドライバーさんは積んでいる荷物の安全を確保し、そして命を賭けて仕事をしています。責任感を持って取り組んでいます。想像できない方 は、今朝自分が食べた食パンは、この悪路の中、誰がどうやってスーパーやコンビニに持ってきたのかな?と想像すれば、そうしたドライバーさんや関わった人 達の責任感や、物流の大切さがわかるでしょう。
雪の影響で、群馬県内では大手宅配業者が受付を止めました。恐らくそろそろ解除になるでしょうが、その影響で当社の電話は昨日から問い合わせが多くなって います。荷主の皆さん、是非今おつきあいのある運送屋さん、大事にしてください。運送業界はドライバーが不足してます。いくら機械化を進めても、ハンドル を握ってお届けするという作業は自動化できません。運転は人間がやります。そしてドライバーの地位向上、これに業界として取り組んでいかないと、日本人の 生活レベルが維持向上が出来なくなる日がきますよね。また荷主をはじめ、生活者の方々にもご理解をいただかないと。運輸業界がやらまいか!と思えば、燃料 サーチャージ負担どころの話しでは無くなるでしょうから。
もちろんこれはどの業界においても同じなのかもしれません・・・・(^^
ちょっと愚痴ってみました(笑)
(兵站の確保の重要性。これは歴史が示しています。政治家は、もっと兵站を重視しなければいけませんよね。兵站を制する者が、勝利するわけですから。)