先日、群馬会館(昭和天皇即位を記念して、昭和5年に建設された県内最初の公会堂。趣のある建物です。)で開催された、群馬県空き家対策セミナー。群馬県からのご案内で、前回に続き、2回目の参加です。行政の方もそうですが、今回も一般事業者、NPO等の方々が大勢参加されていて、空き家の問題の関心の高さが伺われました。お話は福井県でNPO活動されているふるさと福井サポートセンターの理事長さんが講師になり、建設業が本業の理事長から、実践を踏まえてのお話は、大変示唆に富んだ内容でありました。
お話の中で、印象に残ったのは、
1.空き家は1年以上放置しない(水回りからダメになってくる。特に昭和50年代以前に建てられたモノ。)
2.空き家が利活用されるには、空き家の中を第三者が見られる状態にしてあるかどうか?が大事。
3.上記のことを踏まえると、中の家財を整理してあるかどうかがポイント。
4.放置すれば老朽化は進む。
5.女性の方が処分の決断は早い。
6.所有者の方の気持ちは、毎日揺れる(常に迷っている。)
7.すぐ使える空き家ほど、利活用される可能性が高い等など
社内ではこうしたことを踏まえてお客様と接する際、特に空家(具体的にはご実家だとかになるんでしょうね。)をどうしようかと迷われているお客様には、この点はきちんとお話しておくべきだと思った次第です。
現在7軒に1軒は空家とのこと。これが近い将来5軒に1軒に、統計上の予測数値ではなるようです。
空家(持ち家・不動産)に市場的な価値があるうちに、うごくということが将来的には負担が軽くなるのだと思います。
空家をどうしようか?と、思われている方、いらっしゃいましたらお早目に動かれるのが得策かと存じます。
弊社が少しでもお役に立てれば幸いです。何なりとご相談ください。
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