かたづけダンベぇ・スタッフによるブログです。
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~伊勢崎市・前橋市・桐生市・太田市・みどり市の不用品回収や実家・空家のお片付け・整理を行なうかたづけダンベぇのブログです。~
弊社でもよくお問い合わせ頂くのは、誰も住んでいない実家(空家)が伊勢崎市等にあるのだけれど自分は離れたところに住んでいる。家財を片付けて、建物を壊して更地にして売却するか、賃貸などに回したい。ついては片付けの見積りをしてほしい。そんな感じのお問い合わせです。ここ1年程そういう空家片付けのお仕事は増えてまいりました。が、自宅周辺にも空家になったまま、すでに1年以上放置されている家も結構あります。
片付けのお仕事をしていると感じるし、社内でもよく話題になることがあります。それは片付けるのは一人では容易でないということ、そして空いてしまった家は、家財だけでも整理(とっておいても仕方のないものは、処分。売れるモノは売る)し、物件は貸す、売る、できなければ最低でも定期的に管理すべきだということです。
そうすべき理由はいくつかあります。
1.家自体は人が住まなくなると、あっという間に痛みだします。特に水回りがそうです。雨漏りに気が付かず、床が腐ってしまうことなどもあります。
2.家庭からでる不要なモノ=ゴミは、一般的には、住所のある場所のダストセンター等へ持っていき処分します。なかには産廃扱いになるゴミもありますので、それは持っていくことができません。地域によってはこれが産廃なの?っていうモノもそうなるケースがありますので、ご注意を。そして一番問題なのは、ゴミの処分代は決して今より下がらないということです。これは一般廃棄物も産業廃棄物もそうです。
3.近所迷惑になる。長年放置してしまったために、庭木や草が伸び放題、隣の家にまで伸びている。害虫の巣になっていて気味悪がられている。我々がお客様から相談されて行った空家が、そんな状況になっていることも多々あります。
4.今後空家はますます増加する。条件の悪い不動産はあまり出す。これは業界の方からよく聞く話です。あと4,5年は大丈夫だろうが、それ以降はおそらくただでももらってもらえないような土地があちこちに出てくるような状況になるのではないか?これは私自身もすでに体験していることです。一応県都(かなり外れですが)にある空家を売却しようと試みましたが、売れませんでした。親しい業界の人に聞いてみると、あの場所は当社では買えないと言われました。ようするにお客がつかない場所だとのこと。ちなみにその会社はこの界隈で年間1000棟程、新築物件を建てている会社です。きちんと住宅地として整備された場所であるにも拘わらず、そんな状態です。田舎を離れて首都圏に住んでいる方は、こういう地方の不動産の状況をよくわかっていない人が多いですね。
最後にこんな記事を見つけました。空家を放置するとこんなに損をする」(クリック)よろしければ参考になさってみて下さい。