昨夜、地元の群馬テレビを見ていたら、日航機墜落事故にからめて上野村の村長さんについて取り上げていました。当時の上野村の黒澤村長といえば、旧帝国海軍の軍人だったということと、町村会の会長をやられていたと、何かで読んだり見たりしたことがある程度の記憶でした。が、要するに村長自身が巡洋艦や駆逐艦乗務の経験があり、96式やゼロ戦の戦闘機乗りであり、終戦間際は航空隊作戦参謀にもなっていたということで、そういう長がいる場所に、世界最悪の航空機事故が起きたという因縁というか、運命というか、そんなことに驚きました。更に当時のインタビュービデオが流れましたが、事故数日後に現在の慰霊の園の設置、さらにはその場所がどうあって欲しいかということを具体的かつ詳細に語っておられたのに目が釘付けになりました。今ではそれらは具現化されていると想います。やはり同じ空を飛んだことのある人間だからこそ、語れたことなのでしょうね。
また、事故直後の上野村は当時県内でも道路事情が悪い行政区でしたので、混乱たるや相当なものがあったと思いますが、戦前戦中戦後と修羅場をくぐり抜けてきた人だからこその采配もあったのだろうと想像ができました。私もあの事故があってから、何度も上野村には行きましたが、年を追うごとにインフラ整備が整っていくのには驚かされました。今では車でストレス無く行ける場所になりました・・・・
今日は8月12日です。この映画を見る日です。
恐らくJRではここだけではないでしょうか?トンネルの中の駅。土合です。下り電車はトンネルの中にあるプラットフォームに停車します。さすがに涼しい。ここは映画「クライマーズハイ」の冒頭シーンに出てきますよね。映画版では堤真一が、NHK版では佐藤浩市が、降り立ったプラットフォームから400段以上ある階段を、一歩一歩上がっていく姿から始まります。そんな土合駅へ、久しぶりに涼を求めて土合駅まで行ってきました。子ども会でマチガ沢でキャンプして以来、ここで降りたことも、乗車したこともありません。その時、お土産を買ったキオスクも廃墟になってました。映画の影響でしょうかね。結構観光客が来てました。もちろん登山者も大勢いましたが。